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歴史・文化財

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札苅遺跡

札苅遺跡は、北海道の縄文時代晩期の集落を代表する遺跡です。

木古内町字札苅の大澗川と無名の川にはさまれた標高7メートル〜11メートルの低い海岸段丘上に広がっており、明治21年発行の『東京人類学雑誌』には札苅遺跡から出土した遺物についてふれ、古くから知られています。

発掘調査は、昭和46年から昭和48年にかけて、3次にわたり北海道開拓記念館の行った学術調査、昭和48年に国道228号線の道の幅をひろげるための工事に伴い、町教育委員会と北海道開拓記念館が行った調査、昭和60年に津軽海峡線の工事に伴って、北海道埋蔵文化財センターの行った調査があります。
すべて合わせると、発掘した面積は3ヶ所で2,889平方メートルです。
それらの発掘調査の結果をまとめると、縄文時代前期(約6,000年〜5,000年前)から続縄文時代(約2,000年〜1,200年前)までおよぶものとわかりました。
主体をなすものは、縄文時代晩期(約3,000年〜2,000年前)の東北地方北半から北海道南部にかけての亀ケ岡文化期の集落です。
住居やお墓、お祭りをする場所などその当時の集落の機能がひとつになって検出されました。
土器写真
土偶1
土偶2
数多くの土器や石器、土製品などが出土し、遺構は、住居址4軒、ピット99基(そのうちお墓が96基)、集石(石が集まったもの)3ヶ所、焼土45ヶ所などが検出され、近世アイヌ期の墓も発見されました。
土偶3
土偶4
特に注目されるものは土偶です。札苅遺跡の土偶は、いずれも高さ6センチ〜8センチ、幅5センチ前後、小形の板状のもので、目や鼻、口は省略され作られていないものが多く出土しています。
29点中、完全なものは2点だけで、祭祀的な要素があるとおもわれます。 

お問い合わせ

生涯学習課 社会教育グループ
電話:01392-2-2224

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