木古内町にお住まいのアイヌ民族の方々及び関係団体の皆様へ

　木古内町の適正な森林管理と森林資源の拡充を図るため、平成３０年、町有林と森林経営計画を樹立している私有林を対象に｢SGEC森林認証｣を取得し、当町の適正な森林管理に努めています。
　SGEC森林認証とは、適正に管理された森林とその森林から産出される木材等の有効利用を推進するため、第三者機関が評価・認証を行い、持続可能な森林管理・経営を実現するための制度です。
　今年度、SGEC森林認証の更新期を迎えるにあたり、｢第２期森林管理計画書｣を作成しましたが、｢アイヌ施策推進法｣の趣旨及び森林がアイヌ民族の文化等と密接に関係している観点から、森林管理によって影響を受けるアイヌの人々の意見・要望等を把握したいと思います。
　 つきましては、以下の森林管理計画書の概要について、ご意見、ご要望を受け付けますので、来る１０月２３日（月）まで申出ください。なお、ご要望があれば、内容説明のためご訪問させていただきます。

【森林管理計画書の概要】
１．SGEC森林認証の更新面積
　町有林1,234.70㏊、私有林，9,553.95㏊、合計10,788.65㏊
２．森林管理の方針
　地球温暖化の防止、水土保全、生物多様性の保全等に努め、持続可能な森林管理・経営の実現を目指す。
３．森林施業の実施
　市町村森林整備計画書、森林所有者樹立の森林経営計画書、SGEC森林認証に要する森林認証マニュアル等に基づき、適正に森林施業を実施する。