栄光と悲劇の帆船・咸臨丸
近代日本の黎明期に産声を上げ太平洋横断という快挙をなし遂げ、新たな時代を切り開く人心を育て、幕末維新に日本の近代化の一役を担った・・・栄光の咸臨丸激動の歴史の渦に否応なく巻き込まれ、人知れずにその終焉を迎えた・・・悲劇の咸臨丸
限りなき夢を追い求め、その夢に破れながらも咸臨丸の14年のいのちは今も輝き続けています。

鈴藤勇次郎作『咸臨丸難航図』(横浜開港資料館保管)
咸臨丸の姿



「船の科学館 資料ガイド7 咸臨丸」より 作画:西村慶明(cMUSEUM OF MARITIME SCIENCE 2007)
咸臨丸の設計図

咸臨丸の要目
- 木造機帆コルベット
- 推進:スクリュー・帆走
- 重量:約600t
- 長さ:49.5m/幅:7.2m
- 馬力:100馬力
- 速力:6ノット
- 武装:32ポンド砲12門
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