咸臨丸の錨
サラキ岬沖から引き揚げられた錨は咸臨丸の錨なのか?
昭和59年、サラキ岬沖から約2メートルほどの朽ち果てた錨が引き上げられた。間もなくして、様々な研究者から「この錨は咸臨丸のものではないか」「いや、そうではない」と両極の意見が出され、マスコミもこぞって報道した。
本格的な調査が行われないまま、月日が経過して平成17年、咸臨丸子孫の会とともに来町した日本海事史学会の小川一男氏の目に触れ新たな局面を迎えた。
氏は「この錨は咸臨丸のものに間違いない」と積極的に調査が行われたが、今日おいてもその最終的な結論は出ていない。
現在は木古内町郷土資料館(いかりん館)に保存展示しております・・・・・
錨を初めて目にし、見入る小川一男氏
東京大学大学院教授・安達裕之氏が視察
函館新聞(2006.9.26)
昭和59年の引き揚げられた直後の錨
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